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渋く大人な1stルパンの魅力

渋く大人な1stルパンの魅力

どーも、クロコデザインスタッフのイケです。
来年は「ある作品」の記念すべき年になるのをご存じですか……?

それは……「ルパン三世」のアニメ化50周年!!

これはたまらなく楽しみです!
先週、先々週の金曜日に日テレで「The First」と「カリオストロの城」がありました。ご覧になりましたでしょうか?

私は父親の影響で「ルパン三世」を知り、好きになりました。
最初の出会いは、丁度原作の生誕30周年の頃。その記念にピチカートファイヴの小西康陽氏が手掛けた、ルパン三世の劇伴やOP・EDをリミックスした楽曲のトリビュートアルバム「PUNCH THE MONKEY!」の1~3を幼稚園生の頃に父親のクルマで聴かされたことが、ルパンとの「最初の出会い」でした。
そこから2th時代の赤ジャケルパンの再放送を夕方に見て、その後劇場版の「ルパンvs複製人間」で作中のキャラクター「マモー」の出自や、その最期に強烈なトラウマを植え付けられ、以降はしばらく離れていましたが、小5の夏休み期間に緑ジャケの1stルパンの再放送が始まって再燃。さらに時が経って高校生の頃に、再び1stルパンを見返して更に物語を理解できたことと、作中のEDを奥田民生がカバーしたバージョンに出会ったことによって、さらにルパンが好きになり、以降は自分の好きな作品の一つとなりました。

ルパン三世といえば、「怪盗アルセーヌルパンの孫で女にめっぽう弱い天下の大泥棒」という設定で、
大方のイメージは「赤ジャケットのサル顔で、スケベな男」という姿が多いかと思います。
これは最も長く続いたテレビアニメの2作目の出で立ちで、人気と方向性を確実なものとした、メジャーな姿です。

私の場合はそのイメージではなく、「緑ジャケットで、裏社会に生きるアウトロー」のイメージで彼を見ています。
これはアニメの第一作目の所謂「1stルパン」が好きだからです。

今回はこの「1stルパンの持つ魅力」これについて語りたいと思います。

1stルパンの魅力1.「盗みだけではない、ただひたすらに大人向けの暗く汚い世界観」


1番の魅力は、やはりコレです。

「盗み」という行為に関しては、我々のイメージする「世界にある貴重なお宝を盗むべく、ルパン一行が大奮闘する」というのではなく、資金を潤沢に持ったルパンが「金持ちの道楽」として、盗みをゲーム感覚で行うのが常です。

基本的には「殺戮・カネ・オンナ(峰不二子をめぐる話)」この3つで構成されています。
「ルパン帝国(ないしはルパンシンジケート)」という、ルパンが総帥として君臨する帝国が築いた巨額の財産や、そのコネクションや配下の手下を手中に収めるべく、悪の集団や殺し屋がルパンをつけ狙い、それにルパンが対抗する話や、不二子と手を組んだ、もしくは肉体関係を結んだ男とルパンの対決や、それを弄ぶ不二子の話といったもの。ルパンの生涯の好敵手で世間の味方「銭形警部」でさえ、不二子には甘かったりという始末なのが、「腐りきった大人の世界」を表現していて非常にイイです。

1stルパンの魅力2.「にじみ出る、ルパンのカッコイイ生き様」


他の作品ではおちゃらけてるシーンが多いルパンですが、この頃のルパンは、まだまだ若手の時代故か、「己にストイックで、常にスリルを求めて自分から派手な行動を起こす」ということが話の中で多いです。でも、その「ギラついているルパン」が非常に、カッコいい。
どんな状況においてもシブく決めている彼の姿は、見ていて鳥肌が立ちます!
そんなルパンの姿を一番魅力的に描いているのが、第4話の「脱獄のチャンスは一度」というお話です。
「銭形vsルパン」のサシの対決と、ルパンの銭形に対するすさまじいまでの反骨精神と、「その気になればバカにもなれるルパンの狂気」が見どころです。

1stルパンの魅力3.「様々なブランドで構成される小物・クルマたち」


ルパンといえば、なんといってもその「アイテム・車両類のブランド」がスゴイ!

描き方も、妥協を許さず詳細に描かれており、非常に「愛」を感じられます。

まずは小物。特にルパンと次元の腕時計がスゴイです。


ルパン→「イエマ Meangraf Super(フランス製)」
次元→「ゼニス エルプリメロ A384(スイス製)」
と、着けてる時計がものすごく高価で優美。


しかもルパンの時計は販売時期が極端に短かったもので、探してもなかなか見つからないモデル。
次元に至っては、このゼニスを皮切りに、後年の作品で「ロレックス サブマリーナ デイト」→「オメガ スピードマスター」と、様々な腕時計を着けており、彼のこだわりを感じることができます。

改めて、オトコのステータスは「腕時計」なんだなと実感できます。

ルパンがメインで駆る「ベンツSSK」や「フィアット・500(チンクェチェント)」を筆頭に、数々の名車が登場します。
他にも
・トライアンフ(バイク)
・フェラーリ・312B(F1マシン)
・ランボルギーニ・エスパーダ(スポーツカー)
・メッサーシュミット(小型車)
・アルピーヌ・ルノー(スポーツカー・セダン)
と、これ以外にも数々の外国の車両が作中に出てきます。

1stルパンの魅力4.「今見ても色褪せることのない世界観」


作中の時代は「1971年」。丁度、高度経済成長期の後半、三島由紀夫の割腹自殺事件も記憶に新しい「戦後」の雰囲気が未だに残る時代です。
しかしながら雰囲気的、色彩的にもそのような古さを全く感じさせません。
特にファッションは、いまでも通用するようなハイセンスなものが多かったです。不二子のファッションなんかも、栗色のヘアーに合っていて良い感じです。バブル期のアゲアゲな雰囲気が残る80~90年代と違い、70年代は海外、特にアメリカ由来のオシャレな雰囲気が流行っていたから、今見ても芸術的に見えるんでしょうねぇ……
少し前にやっていた「巨人の星」は、どこか懐かしく感じるのに、ルパン三世の方は、オシャレで芸術的です。

1stルパンの魅力5.「秀逸な音楽」


1stルパンの音楽は、派手なアクション音楽というよりは、ブルースやルンバのようなBGMが多いです。どれをとってもシブくてカッコいい!
特に秀逸なのが、ED曲です。「足元に絡みつく~」から始まるこのED、
とにかく歌詞が暗い!特に二番の歌詞「憎しみのまなざしを背中に受けて 今日を捨てる 女の胸に残してきたワルサーP38」という歌詞が、怪盗というより殺し屋としてのルパンの思いを表してるようです。
子供向けの時間に流す曲じゃないですね(笑)

ちなみに、この歌を歌う方は「チャーリー・コーセイ」という方なのですが、このチャーリー氏、
神戸市出身で、三宮のビルにて「Uncle Charlie」というライブバーをやっています。
ルパンだけでなく、この神戸にもゆかりのある方なのがうれしいですね。
生で1stルパンのEDが聴けるときもあるのがたまりません!コロナが収まったら行きたいなぁ……

まだまだ語りつくせないことが山ほどありますが、これにて終了といたします。



気になる方はVODの「Hulu」で全話配信中です。→「Hulu」
また今なら、制作会社の公式YouTubeで第1話が無料で見ることができます!→【公式】ルパン三世 1st series 第1話「ルパンは燃えているか…?!」

この記念すべき第1話に、全て魅力が詰まっています。気になったらヒマな時にでもご覧になってみてください。
以上、イケでした。

ミ☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――
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