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色々な色。

色々な色。

こんにちは

最近は本格的に暖かくなってきましたね。
春に近づき自然も色づいてきました。

さて今日は色のことについてお話ししようと思います。

皆さん色ってどう表現しますか?
一口に赤・青・黄色と言っても感覚に幅があります。
赤と黄と青を並べてみました。
え?画像の左上段はピンクだ!左中段はオレンジだ!左下段は緑だ!

そう思いますよね。


じゃあ青信号はどうですか?
下段左は明らかに緑ですが、青信号の色に一番近いですよね。
緑信号と言っている人は見たことがないです。
これには訳があるんです。

色々な色。

緑信号の正体の前にCMYKとRGBについて説明します。

ブラウン管テレビを近づいて見ると左上の図みたいに見えましたよね、3色を発光させて色を表現しデジタルな媒体に使われるのがRGBです。
(もうブラウン管って何?という世代もいるかもしれませんね)

紙にインクで印刷するアナログな媒体に使われるのがCMYKです。
きれいな写真をコピー紙に印刷すると色が濃くて暗く映ってしまったりしますよね?
PCの画面で見てる色はRGBでディスプレイのバックライトがありますが、印刷して出てきた写真はCMYKです。
インクの混色には限界があり、紙も光っているわけではないので印刷すると右の図のように濃く暗くなってしまいます。

前置きが長くなりましたが色と光は重要な関係性があるということです。
なぜ青信号は緑信号ではなく青信号と呼ばれているのか、これにも光が大きく関係しています。

色々な色。

この二つの写真を見比べてください。
南国ではギラギラと輝く黄色い光が北国ではしんと静かな白い光に溢れています。

黄色い光に照らされた青はどうなるでしょうか?
青色と黄色の絵具を混ぜると緑色になりますよね。
北国の場合は雪の反射によって蛍光灯のような白い光に照らされるので細かい色の情報が得られますが、南国の場合は照り返すような太陽光によって青と緑の境界が曖昧になり青も緑も青と表現されてしまいます。
(もちろん歴史や文化的経緯の場合もあります。)

こうした光源の色によって色の表現の幅は変化します。
四季のある日本は色の表現の幅はとても広いのですが、緑と青は比較的曖昧で現代においても名残があります。
緑の若葉を意味する「青葉」や「青々とした緑」なんて前後で矛盾しています。

これらの名残りが緑の青信号の正体なのです。

色々な色。

どうですか、色って面白くないですか?
私は文化的な意味での”色”について色々調べたくなってしまいます。

皆さんもこれから撮影する春の写真のRGBを調べて、春の色を集めたり、どんな色の配分で構成されているのか調べてみるのも面白いかもしれません。
(ペイントに画像をドラッグアンドドロップして、バケツツールの下にあるスポイトツールを使って色を取り、カラーパレットの横にある「色の編集」を押すと左下でRGBが確認できます。)

ミ☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――
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