みなさんこんにちは！
デザインスタッフのDです。
趣味の3Dプリンターで作ったものを早速発表していこうと思います！！

とその前に、これからどんどん制作物を発表する前に一つ作りたいものがあります。それは解説とスケールの説明に使う『キャラクター』です！！！
常々自分で作ったロボットを机に置いてみたいという願望がありまして……今回は3回に分けてロボットを作っていきたいと思います。

なぜロボット？

前述のとおり、男子の夢だからです！(イケさんも限定モデル買ってましたよね！)あとは作ったものだけ写真を撮ってもスケール感が分かりにくくて絵面が地味ですからね！べ、別にキャラクターがいると会話形式にして書きやすいのでは？という安易な発想ではないですよ？

いざ開始！

では本題、今回作るロボット君。ジャイロセンサーやサーボモーターを積んで姿勢の電子制御なんて大それたものではありません。
機材と多少の経験があれば小中学生でも作れる簡単なものを目指し、ざっくりしたスケール感でラフスケッチを起こして使うものを決めていきます。
イメージはPortalやピクサーのWALL-Eのようなポップなキャラクターです。

ロボットヘッド

今回製作する主なパーツは頭。頭は35ｍｍ四方の立方体で四隅に3Mのインサートナットを圧入します。
これで彼は拡張性を獲得しラフスケッチのように様々なボディーをつけることができます。
ですが頭だけポツーンというのも芸がないので今回は台座も併せてプリントします。
3DCADに関しては前回の記事でも紹介したフリーCADを使用しています。

さて問題

先ほどの台座の写真ですが早速、1つミスをしています。なんだと思います？
四択クイズです。
①サイズを間違った。
②樹脂を間違った。
③温度を間違った。
④向きを間違った。

正解は『④向きを間違った。』です。
FDM方式の3Dプリンターは縦と横に動くモーターを制御しています。なので原理的に斜めに動かしたほうが精度が上がりきれいに出力することができるわけです！

汚い理由

プリントしてる所、なんか汚いなと思った方はいますよね？はい、めちゃくちゃ汚いです。でも実は反り防止のために『スティックのり』を塗ってあるからなんです。3Dプリンターは先ほど説明した『向き』の問題も相まって外側に行くほど定着しにくく反る傾向にあります。(今回はPLA樹脂ですがABS樹脂は特に反りやすいです。)反ってベッド部分から外れてしまうと大惨事……ベッドから定着していた樹脂が外れ、重ねるはずだった虚空をノズルが彷徨います。結果、3時間かけてアフロの出来損ないが完成してしまうんです。高温のノズルがアフロの中に野放しになるので引火なんてしたら怖いですよね。そのための『スティックのり』なんです！1回塗るだけでしばらく定着してくれるので安くて便利なんですよ。

台座完成。

そうこうしてるうちに台座が完成しました。この状態ではまだ自動生成した木のような形のサポート材がついています。続いてヘッドのほうも印刷していきます。

ロボヘッド完成

さてこちらは粗熱をとって冷蔵庫で冷やしたロボヘッドです。
3分クッキングスタイルです。
頭が完成しました。早速インサートナットをハンダであっためて圧入！
黒いボディに真鍮のナットがカッコイイ。

台座と合体

大半の男子はロボットが合体するシーンに感動する生き物です。今回はカッコいいタイプのロボットではありませんが、なんだかワクワクしてきました。

完成

ガッシャーン。
最後に目をつけてロボヘッド完成です。9時に印刷を開始し、終了したのは深夜2時ごろでしょうか。結局プリンターの動作音を聞きながら寝ました。平日にモノを作るのは少し大変です。
これからロボット君の身体をどんどん作っていきますので、良ければ暇つぶしに見てもらえたらうれしいです。
p.s ロボットの名前募集中。

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